K林教授
はいK林画伯です。今回は短歌四コマ描きました。短歌監修の文士M子先生に解説を聞こうと思います。M子先生よろしくお願いします。
M子
はい当四コマシリーズの短歌・俳句作成を担当しております文士M子です。早速ですが今回の短歌はこちら。
カードキー
見つけて安心
通勤時
気持ち前向き
リュックは前持ち
M子
こちらの短歌の意味は読んで字の如く、通勤中に会社のカードキーを忘れたかと不安になったが、リュックを漁るとカードキーを見つけ、少し気持ちが”前向き”になると同時に、リュックは”前持ち”になった。という短歌でございます。
K林教授
なるほど。気持ちが”前向き”になるのと、リュックが”前持ち”になるとで、”前”という文字がかかっているというわけですね。
M子
その通りです。”前向き”と”前持ち”の言葉遊びがこの短歌の最大のポイントですね。作者の意図としてましては、読み手側にこの短歌を一読してもらった後、「カードキーを見つけて気持ちが前向きになるのは解るけど、どうしてリュックが前持ちになるの?」という質問をいただければ、作者の想定通りでございます。
K林教授
ほう。してM子先生はその質問にどう答えるのですかな。
M子
もちろん私はドヤ顔で説明します。「リュックの中にあるものを探す時、人はリュックを身体の前に抱えるようにして持つでしょう? だから、カードキーを見つけて気持ちが前向きになった時、その人のリュックは必ず前持ちになっているはずです」と。
K林教授
上手いです。さすが文士M子先生。
M子
はっはっは、褒めないでくださいK林画伯。こんなの短歌づくりの初歩中の初歩ですよ。一つの歌の中に言葉遊びと共に小さなミステリ的トリックを仕込む。三十一文字を自由に使える短歌だからこそ出来る、至極基本的な技ですよ。
M子
ま、私は少々この技を扱うのが他の人よりも上手いと言われていますがね。はっはっは。
K林教授
よっ。M子先生。日本ブログ界を代表する名文士。
M子
はっはっは。はっはっはー。えー、この短歌四コマシリーズ、実は当ブログ初の試みですがですが、わたくしM子は褒められて大変に気分がいいです。このシリーズ是非定期的に行いましょう。
K林教授
ではここで、そんな天才文士M子先生が書いたネット小説を紹介します。文士M子先生は小説投稿サイト「小説家になろう」において自作小説を投稿し、見事累計3000アクセスを達成したのですが、そのブックマーク件数は
M子
や、やめてくれえ! 私が8年間かけて書いた小説がブックマーク2件しかつかない話はもうやめてくれぇ!
K林教授
では、代わりに文士M子先生がシナリオ監修したミステリー作品を紹介しておきます。
M子
そちらでお願いします。
K林教授
下記リンクからミステリゲームをプレイできます。興味のある方は是非プレイしてくださーい。
M子
お願いしまーす。ついでにおすすめの俳句評論も一記事事載せておきます。
K林教授
では今回の四コマ短歌はこれにて終了です。皆さんさよなら。
M子
さよーならー。