K林教授
いやー、世間はお盆休み真っただ中。仕事も学校もない幸せな日々が続きますよなぁ。
M子
そうですねえ。こういう仕事も学校もない幸せな日は、家の中でだらだら過ごすに限りますねぇ。
K林教授
はい。外は暑いので家の中でだらだら過ごすのが一番です。
M子
ところで教授、晩御飯は何にしますか。
K林教授
案ずるでないM子君。既にT中君に買い出しを任せてある。高級肉を買ってくるように頼んであるぞよ。
M子
肉！ やっぱりお盆は焼肉ですよねぇ！
K林教授
うむうむ。焼肉は盛り上がれるし調理の手間もかからないし、夏にぴったりのイベントなんだよなぁ。
M子
焼肉！ 焼肉！ 焼肉！
T中
ただいま戻りましたー。
K林教授
お。ちょうどT中君が返って来たぞ。どんな肉を買ってきたかな？
M子
霜降りカルビか！？ サーロインステーキか！？
T中
はいはい、買ってきたものはコチラです。どん。
K林教授
ん？ これは？
M子
ど、どう見ても焼肉の材料ではないです。
T中
焼肉？ 何言ってるんですか、今日は手作り餃子でしょう？
M子
ええええ！！ 餃子ぁ！？ しかも手作りぃ！？
K林教授
じゃ、じゃあ教授はむこうで高校野球見てるから。出来たらよんでね。
T中
はい教授もここに座って。皆で手作りするんですよ。餃子８６個。
M子
そんなぁ！ ８６個は多すぎるーーーーー！！
K林教授
餃子なんてひとり１０個で、３０個あれば十分でしょう！？
T中
８６個やります。決定事項です。
M子
ひえぇ。有無を言わせないT中君の流れだぁ。
K林教授
くー、今日はT中君の有無を言わせないシリーズであったか……。
T中
というわけで、今回の記事は手作り餃子記事です。しかも片や普通の豚肉餃子、もう片方は珍しいエビ入りの餃子です。レシピや出来上がりが気になる人は続きを読むをクリック。
T中
さて今回作る餃子は２種類あります。片方は普通の豚肉餃子。レシピはこんな感じで作りました。
・豚肉餃子のレシピ（餃子４０個分）
豚ミンチ４００グラム
キャベツみじんぎり １/４玉
餃子の皮４０枚
醤油小さじ３
鶏ガラスープ小さじ１
酒小さじ１
ゴマ油小さじ１
T中
（こちらはおそらく一般的な餃子の材料です。ニンニクやニラなどは当ブログ管理人の好みにつき、一切いれておりません）
T中
（また、この分量ですと、少しタネの量が多くなり、餃子の皮４０枚に包むのが大変でした。餃子の皮５０枚分が適量かもしれません。あと、味も少し薄目ですので、醤油をもう少し増やしてもいいかもしれません）
T中
はい。じゃあM子先輩、この材料をボールで混ぜ混ぜしといてくださーい。
M子
へーい。混ぜ混ぜすればいいんだなー。
K林教授
教授は？ 教授は何すればいいの？
T中
教授はこちらのエビ餃子をお願いします。
K林教授
なに。エビ餃子とな？ 神レシピの予感……。
T中
エビ餃子は文字通りエビ入り餃子です。当ブログ管理人考案のオリジナル餃子です。レシピはこんな感じ。
・エビ餃子のレシピ（４６個分）
鶏モモミンチ ３００グラム
むきエビ ２００グラム（一匹を四等分くらいにカットする）
白菜みじんぎり １/８玉
餃子の皮４６枚
醤油小さじ３
鶏ガラスープ小さじ１
酒小さじ１
ゴマ油小さじ１
T中
（こちらは管理人オリジナルのエビ餃子のレシピとなっております。エビの旨味と合うようにお肉は鶏モモにしました。野菜も食感が引き立つ白菜です。皮の枚数が４６枚と中途半端なのは、たまたまスーパーで餃子の皮を買ったら２６枚入りと２０枚入りだったからです。他意はありません）
T中
（分量的にも餃子の皮４６枚でちょうどよく包めましたので、分量はピッタリだと思います。しかし、例によって味は薄目ですので、醤油の量をもう少し増やしてもいいかも）
T中
じゃあ教授はこちらのエビ餃子の材料をボールで混ぜ混ぜしてくださーい。
K林教授
ほーい。美味しそうな材料でおじゃ。
――まぜまぜ終了後――
T中
お。イイ感じに混ぜ終わりましたね。左が豚肉餃子のタネ、右がエビ餃子のタネですかね。
M子
よし次はこれを餃子の皮に包む作業だな。教授、初めは我々も８６個と聞いて面食らいましたが、三人でやれば一人あたりの作業数は約３０個。すぐに終わりますよ！
K林教授
そうだな！ エビ餃子美味しそうだし！ 三人でやればすぐだ！ 早速とりかかるぞ！
T中
では、M子先輩、教授、二人で包む作業をお願いします。私はホットプレートやお皿の用意、付け合わせのチャーハンとスープを作る作業がありますので。
M子
そ、そんなぁ！ T中君も手伝ってくれよぉ！
K林教授
そうだ！ 君がいれば百人力だろう！ 餃子包みビギナーの我々を助けてくれ！
T中
では皆さん作業をお願いしまーす。納期が迫っておりますので、時間巻き巻きでお願いしまーす。
M子
ひぃ、有無を言わせない目をしている。有無を言わさないT中君になっている！
K林教授
二人でやるしかないのか……！
T中
お願いしまーす。
K林教授
（ちなみに、過去の有無を言わせないT中君シリーズはこちらです↓）
↓有無を言わせないT中によって始まる記事です。
――餃子包み中――
M子
よいしょよいしょ。まずは皮をまな板いっぱいに並べて。
K林教授
並べた皮の上にタネを一定量ずつ置いていく。
M子
そして餃子の皮の端を軽く水で濡らし、皮でひだを作るようにタネを包む。
K林教授
包め包め～！ 先は長いぞ～！
M子
へい！ 餃子一丁上がり！
T中
できた餃子はこちらのトレーにお乗せくださーい。
K林教授
この調子でどんどん包むぜ！ １ターンで６個分出来るから、８６個包むには１５ターンやれば終わりだ！
M子
先が長いです教授！
T中
できた餃子はこちらのトレーにお乗せくださーい。納品期限が迫っておりまーす。
M子
催促に圧を感じる！
K林教授
納品期限なんてあるのか……！
T中
（……と、こんな感じでブログ記事上ではM子先輩とK林教授の二人に作業をしてもらったという体裁をとっておりますが、実際は当ブログ管理人が全て一人で料理しておりますので、当然この８６個の餃子を包む作業も一人でやっております）
T中
（タイム計測もしてみたんですが、８６個の餃子を包むのに５９分かかりました。一個当たり約４１秒で包んでいる計算です。まだまだ修行が足りません。２０秒で一個包めるようになりたいものですね）
T中
（で、やっとこさ餃子を全て包み終わりまして、撮った写真がこちらです。奥側のトレーに乗っているのがエビ餃子、手前のトレーに乗っているのが通常の豚肉餃子となっております）
M子
ひぃ、ひぃ、やっと全部包み終わった。手がねちょねちょだ。
K林教授
一人でやるのは辛くないかこれ。普通皆でやるもんだよなコレ。
T中
お疲れ様でーす。作業ありがとうございまーす。後は焼き係のT中にお任せくださーい。みなさんはお好きな調味料を用意してお待ちくださーい。
M子
よっしゃあ！ 実は餃子専用タレ持ってるんだよなぁ！
K林教授
ポン酢！ ラー油！ 焼肉のたれ！ 塩！
T中
（では、いよいよ焼き工程に入ります。ホットプレートに油を敷いて、はいドーーン！）
M子
うおおおおおおおおお！！ エビ餃子焼けてきたぁ！！
K林教授
エビのいい匂いがする！ 早くビール飲みたい！
T中
はいはいもう少しお待ちください。水を投入して蒸し焼きにしますからねー。
M子
くぅ！ この蒸し焼きにする時のジュゥーって音が溜まらないんだよな！
K林教授
ビールの用意は出来ているのかねT中君！
T中
大丈夫です。ビールもしっかり用意してます。もうすぐ焼き上がりますから。
T中
（それと実は餃子を焼く前に、冷凍のチャーハンとインスタントのスープを用意しておりましたので……）
T中
はい！ チャーハン＆エビ餃子定食出来上がりです！
M子
おおおおおおお！！ 餃子定食きたあああああああ！！
K林教授
非常に美味しそうです。餃子の焼き加減が最高です！
M子
いただいていいですかあああああ！！
K林教授
ていうかもう既にいただいてまあああす！
T中
はーい、いただいてくださーい。私は餃子焼いてまーす。
T中
というわけで、今回は手作り餃子記事でした。ブログ記事上はキャラクター三人で食べておりますが、実際は家族四人でいただいております。
T中
ニラやニンニクを使用せず非常に食べやすい餃子となっておりますので、８６個作っても、家族四人で食べると二日で全てなくなりました。さて、肝心の味の感想ですが――
M子
エビ餃子うまい！ どっちがエビ？！
K林教授
ほいこれエビ餃子。
M子
いただきまぁす！
T中
――という感じで、エビの方が人気でした。むきエビを２００グラムも入れたこと、そして鶏モモミンチを合わせたのがよかったのだと思います。エビと鶏で風味が引き立ち、自分も食べていてすごく美味しかったです。
T中
しかし、焼き係の自分がエビ餃子と豚肉餃子をごっちゃにしてお皿に盛りつけたせいで。
M子
ちょっとこれ豚肉じゃないですか！！ エビ食べさせてくださいよ！！
K林教授
だぁぁ！ これも豚餃子！ エビはどこじゃあああ！
T中
このようにエビを食べたい人が豚肉を引く事態が多発してしまい、家族からクレームを受けました。すみません、次からはちゃんと皿を分けます。
M子
豚肉餃子も上手いぞ！
K林教授
二種類あるところがいいですね。ビールを飲む手が止まりません。
T中
そうっすよね！ どっちの餃子も美味しかったからオッケーですよね！
T中
というわけで今回は手作り餃子記事でした。
K林教授
みなさん、さよなら、さよならー。
M子
また豚肉引いたナリ！
おしまい
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